買取店に売る

 おそらく最も一般的な売却方法が買取店でしょう。確かに高く売れることはありますが、あくまで先方はなるべく安く買い取りたいと思っているので注意が必要です。

 最近では一括査定がよくおすすめされていますが、何社も相手にするのはけっこうたいへんです。ネットで高いところに絞って現車確認をしてもらいましょう。

最大10社をWEBだけで比較!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

査定してもらう場合、動画でもご紹介していますが以下の点に注意しましょう。

【よくある勘違い】査定士の罠10選~中古車買取の闇

・査定士は中古車相場について意外と詳しくない

 多くの大手買取店から来る査定士は車の状態やオプションを見るのが仕事です。実際に査定額を決めるのは本部の人ということは珍しくないので、査定士の言うことを鵜呑みにしないようにしましょう。

・査定士は高く買い取る気はない

 相手は1円でも安く買い取りたいと思っています。「この人なら大丈夫」と信じ込むのはやめましょう。どんなにいい査定士さんでも高く買い取る人は出世できません。

・それほど買い取りたいと思っていない

 相手は「安く買い取れたらラッキー」くらいのつもりで来ています。無理をしてでも高く買い取りたいとは思っていないので、高くなりそうならあっさり降りるでしょう。

・大きい会社が高く買い取るとは限らない

 大きいお店ほど広告費、店舗の維持費、人件費がかかっています。意外と小さな個人中古車屋さんが高く買ってくれるかもしれませんよ?

・「今決めていただけるならこの価格で!」にだまされない

 買取店がこれを言うのは他社と競争したくないからです。逆に言うと、自信がない買取店ほどこの方法を取るので放っておいて次のお店に価格を聞きましょう。おそらく明日になっても同じ価格で売れます。

・希望価格を聞かれても答えない

 「いくらくらいをお考えですか?」など聞かれるかもしれませんが、答えてはいけません。もしここで査定士の想定より安い価格を出してしまったら相手の思うツボです。こちらにメリットはありません。

・他社の価格を聞かれても答えない

 「他社さんはいくらつけられました?」と聞かれることが多いですが、これに答えると無理だから降りるか少しだけ上の価格を指してくるかの2択です。想定以上の価格が出なくなってしまうので答えないようにしましょう。

・オークション結果を見せてきたら要注意

 時々オークション結果を見せて自社の買取額の妥当性を強調してくる買取店がありますが、ほとんどの場合はウソです。評価点の低い車両を見せたり、消費税抜きの価格を見せて不当に安く買い取ろうとするので気を付けてください。

・下取りを入れない

 「下取り車があればもう少し価格を上げられますよ?」などと下取りをすすめられることがありますが、多くの場合、下取りを安くして相殺されているだけなので気を付けましょう。

いかがでしょうか?結局のところ、買取店に売るなら複数社で、相手と話をしない、これがコツになると思います。一括査定は有効ですが、何社も電話対応をするのにうんざりしてきたら下記の一括査定がおすすめです。

しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】

タイトルとURLをコピーしました